2017年5月9日火曜日

モデルハウスの手直し

昨日、完成間近なM23の進捗状況を確認しに現場へ行くと、玄関周りのタイル割りが設計担当の菅原と打合せした内容と違うのに気が付きました。

設計図
現況


 違いは、目地。前モデルハウスではR壁にタイルで凹凸感を出せて大変好評でした。
その凹凸感を出すのが目的なので10mmの目地を指定していたものが2mm程度になっていてほぼ目地が無いように見え、折角の本物のタイルがノッペリとしていて偽物のようです。
 玄関周り「以外の窓」上下では、10mmの目地は指定通り施工されているので、この差の理由も判りません。

 施工し直すのも大変だろうし、口やかましいのも嫌なので、このままでも仕方ないかとも思いましたが、下記の事が気になります。
  1. モデルハウスでなく、お施主様の建物の場合にも図面通りに出来ていないのに、このまま引き渡せるのか?
  2. この位の事ならば手直しにはならないのだと、新人の現場監督や協力業者に悪いメッセージを植え付ける事に継っていく。
  3. 設計と異なる施工をする場合には、事前に設計者及びお施主様に相談や説明が必要なことを新人の現場監督にも知ってほしい。
  4. なぜ設計通りに施工できないのかの理由が不明。
  5. 手直しにはお金と工期とやる気が必要になり、誰がそれらを負担するのか新人の現場監督に考えて欲しい。
  6. この失敗を教訓にして、新人に現場監督としての成長を期待したい。
 昨晩から上記について考えた結果、今朝、朝礼時に現場監督・坂口部長・菅原に伝えて手直しをするように、また、施工図通りになっていない理由を報告するよう指示しました。

 他にもリビングにタイル張りが一面、これから施工されるので、OJTが生かされる事を期待しています。


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