2018年3月13日火曜日

結露対策

 室温測定を比較する際に、外気温を気象庁のデータから抜粋しておりますが、今年の冬季シーズンにおける長野市の最低気温が17年ぶりに低かった事が分かりました。

 その為なのか、お引渡ししたお客様からの結露の苦情が3件ありました。

 結露の少ない家を目指しておりますが、100%結露のしない家は無理だと思っております。

 弊社のベーシック、長期優良、超断熱の家と、断熱・気密においてグレードを分けてありますが、北海道の住宅の中でもトップクラスの超断熱の家さえ窓に結露が発生致します。
 
 また、お引渡ししたお客様のヒアリングにより、それぞれの生活環境によっても結露の発生具合が異なり実際にお邪魔させて頂くと、同条件のお宅に比べ湿度が高いようです。

 20年程前の家より現在は気密が非常に高い為、外部から冷気の進入はありませんが逆に室内で発生した水蒸気(熱)も外部に放出しません。ですからそのままでいると、どこかで溢れる(結露)状況が起こります。

 そのため強制的にファンなどで換気。水蒸気の発生を抑える。室内の温度を上げる(相対湿度を下げる)。対流を促す。など様々な方法を実施して頂く必要があります。

  私達は、お客様の苦情を真摯に受け止め対応をして参りますので何卒ご理解をお願い致します。


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